AIDの真実を知り、
共に考える社会へ
―AID当事者からのメッセージ
非配偶者間人工授精(AID)で生まれた命には、その背後にさまざまな想いと課題があります。その真実を知り、声を受け止めることが、より良い社会への第一歩になると私たちは信じています。
Message
DOGは非配偶者間人工授精(AID)で生まれた当事者が悩みを共有し、
話し合える場を作るための自助グループです。
また、AIDの問題について、生まれた人の立場からの意見を社会に訴え、理解を広める活動も行っています。
Our Theme
AIDは、日本でも長い歴史を持つ生殖医療です。
しかし、その背景には知られていない課題や、生まれた人々が抱える複雑な感情があります。
こうした問題はAID当事者だけにとどまらず、社会全体で向き合うべきテーマだと私たちは考えます。
AID's Progress and Issues
AIDの歴史の振り返りと現在のAIDを取り巻く課題について。「出自を知る権利」の重要性や、SNSでの精子取引がもたらす危険性など。
Problems faced by people born with AIDs
AIDで生まれた人々が直面するさまざまな問題について。告知や精子提供者の情報、当事者が直面する社会的孤立感、AID自体についてなど。
Four problems with AID
遺伝情報の不確実性
AIDで生まれた子どもは、戸籍上の父親と遺伝子的なつながりがないことから、自分の遺伝的背景や遺伝から来る疾患についての情報が不足します。
自己アイデンティティの形成
AIDで生まれた子どもにとって、自分の出自を知らされないことによる混乱や不安は深刻で、アイデンティティの形成の障害となることがあります。
提供者情報の不在と親子関係
子どもが遺伝上の父親を知る機会がないことで、かえって親子関係に影響を及ぼすことがあります。
倫理的・法的観点からのAID
医療倫理の視点でのAIDの是非や、子どもが持つ基本的人権としての「出自を知る権利」など。AIDに対しては今もさまざまな議論があります。
Feelings of a child born with AID
AIDで生まれた当事者の一部には、ふとした瞬間にフラッシュバックのように感情が出てくる時があります。そうした時々の想いを、複数の当事者の声としてご紹介します。
Activities
News
2024.12 | ホームページをリニューアルしました。 |
AIDで生まれた子どもたちは、自分たちの出自が隠されてきたことにより、孤立感を抱くことが少なくありません。
もし悩みを抱えている場合は、ぜひDOGにご連絡ください。気持ちを誰かに話すだけでも、状況が変わるきっかけになるかもしれません。